黙って俺に守られてろ~クールな彼は過剰な庇護欲を隠しきれない~
「もしかして、前に会ったとき花束を持っていたのは……」
「あぁ。先輩の命日に亡くなった場所に花を供えてたんだ」
その言葉に、胸につかえてた疑問が解けた。
あのとき彼に話しかけていたのが、先輩の奥さんなんだろう。
ショートカットの綺麗な女性の表情は明るかった。
残された彼女は悲しみを乗り越え、今はちゃんと笑えているんだと思うと、胸が温かくなる。
「先輩を亡くしてからずっと他人と距離を置いて仕事だけに集中していたはずなのに、気付けばお前が気になって仕方なくなってた。今回佐原が連れ去られて、こんなに取り乱すほどお前に惚れているんだなって思い知らされた」
「伊尾さん……」
私は、ずっとずっと伊尾さんに片想いをしていた。
まったく相手にされてないと思っていた。
だけど、こんなにちゃんと愛されていたんだ。
うれしくて、瞳が涙でうるむ。
「あぁ。先輩の命日に亡くなった場所に花を供えてたんだ」
その言葉に、胸につかえてた疑問が解けた。
あのとき彼に話しかけていたのが、先輩の奥さんなんだろう。
ショートカットの綺麗な女性の表情は明るかった。
残された彼女は悲しみを乗り越え、今はちゃんと笑えているんだと思うと、胸が温かくなる。
「先輩を亡くしてからずっと他人と距離を置いて仕事だけに集中していたはずなのに、気付けばお前が気になって仕方なくなってた。今回佐原が連れ去られて、こんなに取り乱すほどお前に惚れているんだなって思い知らされた」
「伊尾さん……」
私は、ずっとずっと伊尾さんに片想いをしていた。
まったく相手にされてないと思っていた。
だけど、こんなにちゃんと愛されていたんだ。
うれしくて、瞳が涙でうるむ。