黙って俺に守られてろ~クールな彼は過剰な庇護欲を隠しきれない~
 東海林さんのバカ! こんなものをもらったら、伊尾さんをメロメロにするどころか、さらに彼を煽って大変な事態になってしまう!

 必死に私が袋の中身を隠し誤魔化そうとしていると、伊尾さんがにやりと笑った。

「ふーん、隠すならそれでもいいけど」

 そう言いながら、私の耳元に唇をよせる。

「今日は金曜だし、夜にゆっくり問い詰めるから、覚悟してろよ?」

 低く艶のある声で囁かれ、私は涙目になった。


 どうやら明日の土曜日は、一日ベッドの上ですごすことになりそうだ。


     

END


       
< 219 / 219 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:620

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

モテ男の北原くんは、報われない恋をしている

総文字数/4,560

恋愛(オフィスラブ)10ページ

超短編!フェチから始まる溺愛コンテストエントリー中
表紙を見る 表紙を閉じる
   社内で1、2を争うモテ男の北原は 三つ上の吉野先輩に初めて本気の恋をして 報われない片想いをしている その恋模様を観察するのが私の生きがいだ 「純愛は叶わないからこそ輝くのよ。 見返りを求めない一途さ! 自分の気持ちを押し殺して好きな人の幸せを最優先する健気さ! 努力しても努力しても振り向いてもらえない不憫さ! 今まで散々女にモテ散らかしてきた北原が、初めての本気の恋に四苦八苦する滑稽さ! これがたまらないのよ。わかる?」 あぁ。報われない恋ってなんて尊いんだろう。 .。.:*・゜゚・*:.。. モテ男の北原くんは 報われない恋を している ゚・*:.。. .。.:*・゜ : + : ・
大槻くんの唇はイジワル

総文字数/6,050

恋愛(オフィスラブ)11ページ

超短編!フェチから始まる溺愛コンテストエントリー中
表紙を見る 表紙を閉じる
顔がよくて仕事もできるけど、いつも無気力な後輩の大槻くん。 そんな彼の『完璧な形の唇』をこっそり鑑賞し楽しんでいただけなのに……。 お昼休みのオフィスで、朝の混み合うエレベーターの中で、賑やかな居酒屋の廊下で――。 周囲の目を盗み、猫が鼻先をこすり合わせるような短いキスを仕掛けては、なにごともなかったかのように涼しい顔をする大槻くん。 「このままふたりで抜けて、俺の部屋に行きましょう ふたりきりになれば、ひと晩中、好きなだけキスできる」 そのあまりにも甘い誘惑に、私の理性が音を立てて崩れていく。
24時の秘めごと。

総文字数/7,848

恋愛(オフィスラブ)17ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
「仕事も大事だけど、今はお前の方が放っておけない」 神谷先輩が、私を見下ろしながらそう言った 恋人に浮気され家を飛び出した私をなぐさめてくれたのは 尊敬する職場の先輩で 悪い男だという噂の絶えない神谷先輩 彼のタバコの煙と甘い香水が 私の罪悪感を麻痺させる

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop