夫婦未満ですが、子作りすることになりました

零士さんはキスで骨抜きになった私を抱え、まだ見たことのなかった寝室へ移動した。整えられた紺のカバーのベッドにおろされ、ゆっくりと私の上に被さる。

「い、痛いのでしょうか」

これから始まる景色に、ふと弱気になった。痛いのも恥ずかしいのも我慢する。でもやっぱりなにもかも不安だ。

「痛いかもな。だからいっぱい準備して、優しくする」

「お願いします……」

彼がワンピースの(えり)に手をかけた。それを下にずらすだけでスルンと脱げる。黒レースのブラジャーが露わになると、彼の手は止まり、開いた口もとを押さえて唖然としていた。

「零士さん……?」

なにかダメだったのかと不安になり、私は慌てて手で隠す。彼はその隙間から、指先でレースをなぞった。
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