へたれアイドル王子 卒業します アミュ恋 4曲目

 目の前の蓮見は
 一気に頬がリンゴ色に染まって。


 弱々しく開いた瞳で
 机を見つめている。



「蓮見、大丈夫か?」



「大丈夫じゃなかったら……
 一緒にいてくれる?」



「は?」



「寂しいって言ったら……
 私の隣にいてくれる?」



 何のことだよ?



 ダイニングテーブルに置いてあった、
 俺の右手。



 気づいた時には

 蓮見の手が重ねられていた。



 わっ!! 

 え??

 は??



 な……なんだよ、いきなり。



 手、今すぐ離せって!!



 お……おい!!


 ウルウルした瞳で

 俺のこと見つめんなって!!

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