へたれアイドル王子 卒業します アミュ恋 4曲目

「マトイ…… お願い……
 大晦日の夜…… 一緒にいて……」



 ヤベっ。

 かわいい。


 蓮見に俺の心、持って行かれそう。



「一人だと…… 寂しいから……」



 ダメだ、俺。



 蓮見のことは、これ以上好きになるなって

 毎日うざいくらい
 脳に暗示をかけているくせに。



 大好きな蓮見の瞳に見つめられるだけで

 好きって想いが止められなくなる。



 どんどん膨らんでいって

 抱えきれなくなる。



 俺は絶対に

 蓮見と付き合うことはできねぇのに。




 俺の空き時間は

 全部、蓮見の傍にいたい。



 でも、自分でわかっている。


 これ以上
 蓮見と一緒にいるのは危険だって。



 蓮見の沼に
 頭のてっぺんまで漬かりきって。


 もう二度と
 その沼から出られなくなるって。

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