友達から恋人になる方法
その通りだった。


私とゆうは、友達。


「友達だけど、好き、なんだもん」


そう告げると、乃亜さんは黙った。


2人の間に気まずい沈黙が流れる。


「じゃあ、宣言する」


お弁当話私より先に食べ終わった乃亜さんが言った。


「あなたには、絶対に負けない。幸い、悠馬くん、あなたのことを友達としか見てないようだし?」


挑発するような瞳。


「そっか」


私から出た言葉は、それだった。


「なんで、そんなに余裕なのよ」


悔しそうに乃亜さんが言った。


「ゆうに、この気持ちが伝わらないってこと、わかってるから」
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