HONEYBEE(2)~ハイスぺ社長と二度目のウエディングベル~
父の死を知らされた春斗叔父さんと叔母さんが駆け付けた。

「充斗君、お疲れのようだな…」

「いえ…大丈夫ですよ…春斗叔父さん」

「…しかし…俺が喪主を務めるし…葬儀屋には…」

「葬儀屋とのやり取りはわしたちがする…充斗君は帰って休んでいいぞ」

「社長…此処は甘えても宜しいかと…」

「柏原…」

葬儀屋との打ち合わせは叔父たちに任せ、俺は自宅マンションに帰る。

「お帰り…充斗」

父の死を知らない葵と莉緒が俺達を出迎えた。

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