HONEYBEE(2)~ハイスぺ社長と二度目のウエディングベル~
充斗は後のコトを柏原さんに任せ、私達が再会した場所『フロンティアホテル東京』のタクシーで向かう。

後部座席に腰を下ろしながらも握った私の手を決して離さなかった。

「二人で居る喜びを知った時から・・・一人の時間がとても寂しく感じていたんだ。葵」


「充斗…」

「ウサギは孤独に耐えられず死んじゃうんだぞ。知ってるか?葵」

「充斗はウサギじゃないでしょ??」


「俺はウサギじゃない宇佐美だ・・・」

彼は緊張するとその緊張感を悟られまいと饒舌になる。
素の充斗はとても見た目と違い性格の可愛い人だった。

「見えて来たぞ…葵」

「うん」

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