オフィスラブはじまってました
「入った奴はみんな幸せになるとかいうアパートだろ?
大家のおばちゃん、いい人だけど、ちょっと怖いよな。
包丁振り回して、強制的に幸せになるように、なにかをしてくれそうだけど」
と言い出す。
雅士も遭遇したんだな。
包丁持って野菜を刈っている澄子さんに……、
と思うひなとの頭の中では澄子が両手に包丁を持ち、カマキリのカマのような感じに振り回していた。
……いや、カマキリがカマを振り回しているかは知らないのだが。
「俺の従兄弟が住んでるんだよ、あそこ」
「えっ?」
「いや、俺も滅多に行かないんだけどさ。
日曜行ったとき、お前の姿を見た気がしたんだけど」
あれから会社で会わなかったから訊けなかった、と言う。
大家のおばちゃん、いい人だけど、ちょっと怖いよな。
包丁振り回して、強制的に幸せになるように、なにかをしてくれそうだけど」
と言い出す。
雅士も遭遇したんだな。
包丁持って野菜を刈っている澄子さんに……、
と思うひなとの頭の中では澄子が両手に包丁を持ち、カマキリのカマのような感じに振り回していた。
……いや、カマキリがカマを振り回しているかは知らないのだが。
「俺の従兄弟が住んでるんだよ、あそこ」
「えっ?」
「いや、俺も滅多に行かないんだけどさ。
日曜行ったとき、お前の姿を見た気がしたんだけど」
あれから会社で会わなかったから訊けなかった、と言う。