オフィスラブはじまってました
「庭も部屋もなにもないと、どんな風にしようかなって妄想が広がりますよね~」
と笑うハムスターに、

「じゃあ、ずっと荷物をなにも置かなかったら、永遠に夢が広がり続けていいだろうよ」
と相変わらずの切って捨てるような口調で澄子が言っている。

「そうですね~」
と言うハムスターは楽しそうだ。

 いや、そうですねじゃないだろ、
と柚月は心の中だけで突っ込んでいた。





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