オフィスラブはじまってました
「そこでだ、ひなと。
 お前、ちょっと日曜、うちのジイさんに会ってくれないか」

「え? なんでですか?」

「お前、俺と結婚することにしてくれ」

 沈黙が流れた。

「大丈夫だ。
 日曜だけの話だ」
と緒方は軽く言ってくる。

「でもあのー、私ごときでは緒方さんの彼女には役不足では?」
と言ってみたのだが、

「だって、悪くないじゃないか、お前」
と緒方は言ってくる。

「美人だし可愛いし」

「えっ?」
< 409 / 576 >

この作品をシェア

pagetop