身代わり花嫁なのに、極上御曹司は求愛の手を緩めない
「好きな場所にいればいいが、紗衣の部屋を用意してあるからとりあえずそこに案内しよう」
リビングを通り抜けるとその先に、部屋のドアが三つ並んでいた。一番奥が高須賀さまの寝室らしい。私には一番手前の部屋を開けてくれた。十二帖ほどの室内は、白を基調とした家具でとても清潔感があった。元々はゲストルームのようだ。
「そのドアはウォークインクローゼットだ」
高須賀さまはそのドアの前に、私のバッグを置いてくれた。
そうしてすぐに部屋を出ると、再びリビングに向かう。
「食事は済んでいるのか?」
尋ねられ、私は首を横に振る。
「いいえ。高須賀さまはもうお済みですか? よければ私、ちょっと買いに行ってきます」
本当は帰り道にスーパーに寄りたかったけれど、山岡さんに言い出せないままここに着いてしまい、おなかはペコペコだった。
「俺もまだだが、材料なら多少はあるぞ」
「あ、では私が何か作りましょうか?」
彼が普段どんな食生活をしているのかは不明だけれど、私は小さいときから料理をしているから、和洋中、たいていのものならなんでも作れる。
リビングを通り抜けるとその先に、部屋のドアが三つ並んでいた。一番奥が高須賀さまの寝室らしい。私には一番手前の部屋を開けてくれた。十二帖ほどの室内は、白を基調とした家具でとても清潔感があった。元々はゲストルームのようだ。
「そのドアはウォークインクローゼットだ」
高須賀さまはそのドアの前に、私のバッグを置いてくれた。
そうしてすぐに部屋を出ると、再びリビングに向かう。
「食事は済んでいるのか?」
尋ねられ、私は首を横に振る。
「いいえ。高須賀さまはもうお済みですか? よければ私、ちょっと買いに行ってきます」
本当は帰り道にスーパーに寄りたかったけれど、山岡さんに言い出せないままここに着いてしまい、おなかはペコペコだった。
「俺もまだだが、材料なら多少はあるぞ」
「あ、では私が何か作りましょうか?」
彼が普段どんな食生活をしているのかは不明だけれど、私は小さいときから料理をしているから、和洋中、たいていのものならなんでも作れる。