オオカミ社長の求愛から逃げられません!
エピローグ


時は過ぎ。俺たちは甘い結婚生活を楽しんでいた。

休みの日は昼近くまでベッドで過ごすこともあった。この日もそうだった。

「里香、最近ちょっとエロくなったな」

行為後、俺の腕の中でまどろむ彼女に何気なく言った。彼女は目を開眼させ、真っ赤な顔で反論し始める。

「へ、変なこといわないでください!」
「どうして? 俺はエロい子好きだよ?」

そう言えば、頭を抱え恥ずかしそうにしている。こういう無垢なところも可愛い。だからつい、意地悪なことを言ってしまう。
 
抱き合う度、色っぽくなる彼女のことは、本人より知っているかもしれない。

耳が敏感なこと。甘い声で俺を惑わせること。そして、太ももの内側にある二つ並んだほくろ。その存在はきっと俺しか知らない。

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