オオカミ社長の求愛から逃げられません!


「あの、その書き込みって、なんて書いてあるんですか?」

そう聞けば、折原くんが画面を見せてくれた。

『あんな店員は早く辞めさせろ』『死ね死ね死ね死ね』『夜道には気をつけてwwww』など、脅迫まがいなことまで複数きていた。

それを見て一気に怖くなって、言葉がでなかった。

「里香ちゃん、何か心当たりある?」

杉本さんが心配げに聞いてくる。

「いえ……」

恨みを買うようなことをした覚えは……。

「あっ!」
「何か思い出した?」
「もしかしたら、元カレかもしれません」
「え? 元カレ?」
「実は少し前、うちのお店にきて、それでちょっと揉めて……」

私のことを思い通りにできなかったことが、よほど悔しかったのかもしれない。まさか雅樹がこんな卑劣な真似するとは思わなかった。




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