結婚から始めましょう。〜SIDE 蓮〜
「嬉しそうね」
「ええ」
「最近桃ちゃんはね、指輪をして仕事をするのは、相手を騙しているようだって悩んでるの。そこは私も申し訳ないことをしたって思ってるのよ。
それに加えて、見た目も人の目を惹く子だから、会員様から〝あの子を紹介して欲しい〟なんて言われることも出てきちゃってね。こうなったら、本当に結婚しようって本人にも言ってるのよ。結婚してますって言葉に真実味も増すし、後ろめたさもなくなるしね。
まあ、本人にそこまでの気持ちはまだないようだけど」
ということは、現段階で彼女には結婚を考えるような相手はいないってことか。こちらとしては好都合だ。
「だから、あなたついてるわね。タイミングはばっちりよ。
でもね……」
急に真面目な口調になった華子に、電話越しだというのに思わず姿勢を正した。
「ええ」
「最近桃ちゃんはね、指輪をして仕事をするのは、相手を騙しているようだって悩んでるの。そこは私も申し訳ないことをしたって思ってるのよ。
それに加えて、見た目も人の目を惹く子だから、会員様から〝あの子を紹介して欲しい〟なんて言われることも出てきちゃってね。こうなったら、本当に結婚しようって本人にも言ってるのよ。結婚してますって言葉に真実味も増すし、後ろめたさもなくなるしね。
まあ、本人にそこまでの気持ちはまだないようだけど」
ということは、現段階で彼女には結婚を考えるような相手はいないってことか。こちらとしては好都合だ。
「だから、あなたついてるわね。タイミングはばっちりよ。
でもね……」
急に真面目な口調になった華子に、電話越しだというのに思わず姿勢を正した。