結婚から始めましょう。〜SIDE 蓮〜
「あの子ね、生まれる前に両親は離婚していて、母親と暮らしていたけれど、中学生の頃に他界してしまったのよ。以来、ずっと私と貴志さんの子として暮らしてきたの」
「それは、どういう……」
「あの子の母親はね、私の妹なのよ。だから、一人になったあの子を私が引き取ったの。私の実娘のようなものよ」
桃香は華子と血のつながりがある。ということは、祖父から見たら親友の娘のようなものになるってことか。
やはり、彼女とは何かしらの縁があると、自分の都合の良いように捉えた。
「だから、私のOKが出ないと会わせられないわ。大切な娘だもの。ますます慎重になってしまうの。失礼な言い方だけど、許してちょうだいね」
「それはもちろん、当然のことだと思います。
ただ……華子さんが私を見極めるまで、他の方を桃香さんに紹介するのは待ってもらえませんか?」
「まあ、積極的ね。いいわ。幸太郎さんのお孫さんだもの。特別よ。あっ、でも見極めるのに贔屓はしないわよ」
「それはもちろんです」
この後用があるという華子と連絡先を交換して、後日ちゃんと話をする約束を取り付けて通話を終えた。
それから暫くの間、高揚した気持ちを抑えることができなかった。
「それは、どういう……」
「あの子の母親はね、私の妹なのよ。だから、一人になったあの子を私が引き取ったの。私の実娘のようなものよ」
桃香は華子と血のつながりがある。ということは、祖父から見たら親友の娘のようなものになるってことか。
やはり、彼女とは何かしらの縁があると、自分の都合の良いように捉えた。
「だから、私のOKが出ないと会わせられないわ。大切な娘だもの。ますます慎重になってしまうの。失礼な言い方だけど、許してちょうだいね」
「それはもちろん、当然のことだと思います。
ただ……華子さんが私を見極めるまで、他の方を桃香さんに紹介するのは待ってもらえませんか?」
「まあ、積極的ね。いいわ。幸太郎さんのお孫さんだもの。特別よ。あっ、でも見極めるのに贔屓はしないわよ」
「それはもちろんです」
この後用があるという華子と連絡先を交換して、後日ちゃんと話をする約束を取り付けて通話を終えた。
それから暫くの間、高揚した気持ちを抑えることができなかった。