ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜2
店じまいを終えたふたりは、本当の姉妹のように仲良く公衆浴場に行って、のんびりとお風呂に入った。
「広いお風呂は楽しいですね」
日本にいた時にはろくにシャワーも使えなかったエリナは(なんて贅沢な暮らしだろう)と思いながら、肩までゆっくりとお湯に浸かる。
もちろん子猫はミメットが丸洗した。エリナもミメットの背中を一生懸命に洗った。小さな手でがんばる、泡だらけの姿を見た他のお客さんに褒められて、お風呂あがりには「いい子だねえ」と飲み物までもらってしまった。
「よかったね、エリナ」
「はい」
喉が渇いたエリナは、両手で持った冷たいミルクをこくこくと飲み、周りのお客たちに「大きくおなり」と温かい目で見守られた。
青弓亭が閉まるのは夜の早い時間なので、人通りの多い道をお風呂上がりのふたりの猫は「気持ちのいいお風呂だったね」と笑い合いながら歩く。空を見上げると、見事な満月が浮かんでいる。
(この世界にも月があるんだ……地球と同じ、ひとつだけの月だな)
エリナは星座に詳しくないからわからなかったが、満天の星が描く星座は地球のものとはまったく違うようだ。北極星があるはずの場所には一際輝く青い星が見えた。
「ああ、今夜は星が綺麗だね。最近は夜空を見上げることもなかったけど、冒険者をやっていた頃は野営もよくしたからね。星空を見れば簡単な方角もわかるよ」
「野営ですか。キャンプみたいな感じなのかな?」
首を傾げるエリナに、ミメットは冒険者時代のエピソードを話して、子猫はますます旋風のミメットに憧れたのであった。
「広いお風呂は楽しいですね」
日本にいた時にはろくにシャワーも使えなかったエリナは(なんて贅沢な暮らしだろう)と思いながら、肩までゆっくりとお湯に浸かる。
もちろん子猫はミメットが丸洗した。エリナもミメットの背中を一生懸命に洗った。小さな手でがんばる、泡だらけの姿を見た他のお客さんに褒められて、お風呂あがりには「いい子だねえ」と飲み物までもらってしまった。
「よかったね、エリナ」
「はい」
喉が渇いたエリナは、両手で持った冷たいミルクをこくこくと飲み、周りのお客たちに「大きくおなり」と温かい目で見守られた。
青弓亭が閉まるのは夜の早い時間なので、人通りの多い道をお風呂上がりのふたりの猫は「気持ちのいいお風呂だったね」と笑い合いながら歩く。空を見上げると、見事な満月が浮かんでいる。
(この世界にも月があるんだ……地球と同じ、ひとつだけの月だな)
エリナは星座に詳しくないからわからなかったが、満天の星が描く星座は地球のものとはまったく違うようだ。北極星があるはずの場所には一際輝く青い星が見えた。
「ああ、今夜は星が綺麗だね。最近は夜空を見上げることもなかったけど、冒険者をやっていた頃は野営もよくしたからね。星空を見れば簡単な方角もわかるよ」
「野営ですか。キャンプみたいな感じなのかな?」
首を傾げるエリナに、ミメットは冒険者時代のエピソードを話して、子猫はますます旋風のミメットに憧れたのであった。