ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜2
「おやすみ、エリナ。なにかあったら遠慮なく声をかけるんだよ」

「はい、おやすみなさい」
 
 部屋を出て行こうとして、ミメットは振り返った。

「……本当に布団で包んでやらなくていいのかい? 寝るまであたしが背中をトントンしてあげようか? いつもルディに寝かしつけてもらってるそうじゃないか」

「んもう、ミメット姉さんったら!」

「あははっ、冗談だってば」

 赤ちゃん扱いをされて口を尖らすエリナを見て笑いながら、ミメットはふわふわの白い猫耳をつついて「ゆっくりおやすみ、立派な料理人さん」と言い、今度こそ部屋を出て行った。

 ルディからエリナが暗闇を嫌うことを聞いていたミメットは、テーブルの上に小さなランタンを用意してくれていた。小さな魔石(青弓亭の休みの日に、ミメットは肩慣らしに魔物狩りに行くため、たくさんの魔石を持っているのだ)がはめ込まれたランタンは野営の時に使われるもので、柔らかな灯りで部屋を照らしている。

 エリナはひとつ欠伸をすると、ベッドに潜り込んで目を閉じた。

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