ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜2
クー・シーとの真夜中の追いかけっこを散々楽しんだエリナは、妖精のフェアリナとして育った身体にすっかり慣れていた。
「あー、面白かったね! また遊ぼうよ」
高い塔の屋根に腰掛けて、足をぶらぶらさせているエリナに、尻尾を振る子犬が言った。
「この世界はとても良いエネルギーに満ちているよ。幸せな人が多いから、新米妖精のエリナでも大丈夫だね」
「それならいいけれど。妖精のお仕事ってなんなの?」
エリナは、とても働いているようには見えないクー・シーに尋ねた。
「フェアリナは、スカイヴェン国の守護獣になるよ。でも、そんなに難しいことはないから大丈夫。基本的にはここに住んで見守っていればいいの。妖精の身体からは強い力が放たれているから、王都にいれば国全体に行き渡るよ」
「ふうん。いるだけでいいなんて、楽な仕事ね」
「……でもね。仲間がいなくてずっとひとりでいるのは辛いんだよ。だけど、エリナにはもうたくさんの友達がいるから安心だね。特に信頼できる人には、妖精だということを打ち明けてもいいんだよ。ただし、その人がそれを受け止められるかは言ってみなくてはわからないんだ。あと、妖精の力を利用しようとする人がいるから、エリナの正体を知った人が狙われる恐れもある。くれぐれも慎重にね。最悪の場合、エリナがこの世界から消えなくちゃいけなくなるよ」
「ええっ! そんな……」
エリナは目を見開き、恐怖の表情でクー・シーを見た。
「あー、面白かったね! また遊ぼうよ」
高い塔の屋根に腰掛けて、足をぶらぶらさせているエリナに、尻尾を振る子犬が言った。
「この世界はとても良いエネルギーに満ちているよ。幸せな人が多いから、新米妖精のエリナでも大丈夫だね」
「それならいいけれど。妖精のお仕事ってなんなの?」
エリナは、とても働いているようには見えないクー・シーに尋ねた。
「フェアリナは、スカイヴェン国の守護獣になるよ。でも、そんなに難しいことはないから大丈夫。基本的にはここに住んで見守っていればいいの。妖精の身体からは強い力が放たれているから、王都にいれば国全体に行き渡るよ」
「ふうん。いるだけでいいなんて、楽な仕事ね」
「……でもね。仲間がいなくてずっとひとりでいるのは辛いんだよ。だけど、エリナにはもうたくさんの友達がいるから安心だね。特に信頼できる人には、妖精だということを打ち明けてもいいんだよ。ただし、その人がそれを受け止められるかは言ってみなくてはわからないんだ。あと、妖精の力を利用しようとする人がいるから、エリナの正体を知った人が狙われる恐れもある。くれぐれも慎重にね。最悪の場合、エリナがこの世界から消えなくちゃいけなくなるよ」
「ええっ! そんな……」
エリナは目を見開き、恐怖の表情でクー・シーを見た。