ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜2
というわけで、その翌日。
エリナとミメット、そして黒豹のヴォラットは、荷馬車に乗ってライナス夫妻のトマト農園を目指していた。
馭者台で手綱を持って馬を操るのは、冒険者として旅慣れているミメットだ。そして、その隣ではエリナが白い耳をぴこぴこ動かしながら景色を眺めている。
「楽しいかい? 王都を少し離れると、こんな感じに畑が広がっているんだよ。ちなみに反対側にしばらく行くと、大きな森があるんだ」
「なるほど、こっちでは農作物を育てて、あっちでは狩りをするんですね」
「そうさ。と言っても、森で狩れるのは魔物だから、食肉じゃなくて魔石が目当てだけどね」
「え、魔物って食べられないんですか?」
「だって、魔物は倒すと魔石を残して綺麗さっぱり消えちまう……え、そんなことも知らなかったんだ」
ミメットは、怪訝そうにエリナの顔を見た。
「そういえば、エリナは魔石の使い方も知らなかったんだよね。もしかして、魔物がいない国から……」
エリナが目を泳がせて、明らかにうろたえているのを見て、ミメットは「まあ、どこから来ようが今のエリナは青弓亭のエリナなんだから、そんなことはどうでもいいさ」と笑い飛ばしたのだった。
エリナとミメット、そして黒豹のヴォラットは、荷馬車に乗ってライナス夫妻のトマト農園を目指していた。
馭者台で手綱を持って馬を操るのは、冒険者として旅慣れているミメットだ。そして、その隣ではエリナが白い耳をぴこぴこ動かしながら景色を眺めている。
「楽しいかい? 王都を少し離れると、こんな感じに畑が広がっているんだよ。ちなみに反対側にしばらく行くと、大きな森があるんだ」
「なるほど、こっちでは農作物を育てて、あっちでは狩りをするんですね」
「そうさ。と言っても、森で狩れるのは魔物だから、食肉じゃなくて魔石が目当てだけどね」
「え、魔物って食べられないんですか?」
「だって、魔物は倒すと魔石を残して綺麗さっぱり消えちまう……え、そんなことも知らなかったんだ」
ミメットは、怪訝そうにエリナの顔を見た。
「そういえば、エリナは魔石の使い方も知らなかったんだよね。もしかして、魔物がいない国から……」
エリナが目を泳がせて、明らかにうろたえているのを見て、ミメットは「まあ、どこから来ようが今のエリナは青弓亭のエリナなんだから、そんなことはどうでもいいさ」と笑い飛ばしたのだった。