ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜2
「嬉しいけれど、こんなにいいんですか? ストーンさん、ごちそうさまです。ここの焼き菓子は本当に大好きなの」

 頬を染めたエリナがお礼を言うと、ストーンは「そうかい、そうかい」と優しく子猫の頭を撫でて、ミメットに「ちょっと、あたしへの態度と全然違うじゃないか」と突っ込まれた。

「わははは、旋風の頭なんざ撫でたら、わしの大事な腕が飛んでいっちまうだろうが」

「あたしはそんなに凶悪な猫じゃないさ!」

「そいつは失礼したな。旋風は、わしの作る剣の方に興味があるとばかり思ってたが」

「まあ、それも真実だよね。ストーンさんの剣は切れ味がいいし、重さの調整もしっかりしてるから、あたしは気に入ってるのさ」

「あらミメットさん、うちの父さんを褒めてくれてありがとうね」

 機嫌を良くしたケーキ屋のお嬢さんは、ミメットにも焼き菓子を渡して「これはサービスよ。父さんの店をこれからもごひいきにね」と笑った。
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