ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜2
「そんなことはないわ、エリナちゃん」

 メルダは真剣な表情で言った。

「この国の国民として、エリナちゃんの言葉をとても嬉しく思うし、エリナちゃんが素直に優しさを受け取ってくれる子だからこそ、みんながエリナちゃんのことを大切に思っているんだと思うのよ」

「……そう、かな?」

「そうよ。美味しい料理も、美味しいケーキも、みんなに惜しげもなく分けて一緒に食べようとしてくれるエリナちゃんも、この宝石箱のようなロールケーキみたいに輝いているわ」

「だって……美味しいものは、みんなで食べた方が美味しいから……」

「だからあんたは本当に優しくて可愛くて、最高の子猫なんだよ!」

 我慢できなくなったミメットが、椅子から立ち上がるとエリナを抱き上げた。

「みんなエリナのことが大好きだし、エリナもみんなのことを大好きだと思ってくれるから、みんなでこのケーキみたいに素敵になれるんだ。そうだよね、ルディ隊長?」

「そうだ」

 ルディはエリナの頭を優しく撫でて言った。

「エリナ、俺たちのところに来てくれてありがとう。これからもずっと、一緒にいてくれると嬉しい」

「ルディさん……」

 子猫の目が潤み、涙の粒が溢れそうになったので、ルディはエリナを受け取って膝に乗せた。

「エリナちゃんの気持ちは、このメルダがケーキに乗せて、みんなのところに届けるからね。任せてちょうだい!」

 メルダは目をこすってから力こぶを作って見せ、エリナに向かってウインクをした。
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