ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜2
「ふにゃあん、恥ずかしかったよー」

 メルダの店まで様子を見に行ったエリナは、腰を抜かした挙句、王都内の警備中だったルディに抱えられて青弓亭に戻ってきた。
 そして今は、椅子の上に座って両手で顔を隠して脚をばたつかせた。

「メルダさんったら、なんでロールケーキにあんな名前をつけちゃうんだろう」

「そりゃあ、エリナの可愛さに感動して、王都のみんなに伝えたいと思ったからじゃないのかい?」

「ふにゅううううん」

 エリナのばたばたが激しくなった。

「仕方ないさ、諦めな、あと、ルディは仕事に戻りな」

「ああ、あとは頼んだ。今日の夕飯も楽しみにしているぞ」

「ああ、今夜はカツレツ定食だからね。エリナが作った『トンカツソース』という新しいソースをかけて食べるカツレツは最高だよ」

「よし、もちろん大盛りで頼むぞ!」

 道端でうずくまるエリナの姿を見て(お腹でも壊したのか?)と心配になった過保護なルディは、彼女が単に照れていただけと知って、安心して仕事に戻っていった。

 

 
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