ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜2
「ライナス農園の夫妻は、かなり研究熱心な人たちみたいだね」

 フランシスが言った。

「彼らが発見した美味しいトマトがたくさん収穫できる技術に、王家から褒賞を出すことも考えているんだよ」

「それは良かったです。ライナスさんたちはお客さんに美味しいトマトを食べてもらえればそれでいいと言っていたけれど、それとは別に、努力が報われることは大事だと思います」

 エリナは嬉しそうな顔をした。

「ライナスさんご夫妻に、その技術をこの国の農園に伝えてもらって、より良い作物ができるようになるといいですよね。質の良い野菜が出回ることで食文化が発展しますし、国民の健康状態もより良くなるのではないでしょうか? また、この国の特産品にしたトマトで作ったケチャップを他国に輸出することで、スカイヴェン国の財政も潤うでしょう。ケチャップは保存性が高いので、しっかりと管理をすれば遠くの国に運ぶことも可能ですからね。研究の才能があるライナス夫妻にはぜひ、農業技術の教育者としてのお仕事も引き受けてもらいたいものです」

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