ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜2
「……そ、そうだな。なるほど、輸出することを見据えて……」

 国王は戸惑いながらエリナの言葉を聞いた。

「輸出入をすることで扱える食材の幅がひろがり、食生活が豊かになります。料理人にはありがたいことです」

(たくさんの種類の材料があれば、いろんな美味しいものが作れるから、ぜひそうして欲しいな)

 子猫は国王にいい顔を見せながら「お願いします!」と頼んだ。その可愛さと的確な意見に気圧されながら、国王は重々しく言った。

「おお、そうだな。それでは国としてもがんばらねばならんな」

「はい、期待していますね」

(この子猫は只者ではない。このような視点で物事を見ることが、このような幼い者に可能なのだろうか?)

 あどけない子猫の口から語られる大きな構想に、セガルス国王は、そしてスカイヴェン国王家のメンバーは驚きを隠せなかった。
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