ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜2
(薔薇のジャムは、わたしにとってはお姫さまの食べ物なんだ……もしも王宮にあるなら、ちょっぴりでいいから食べてみたいなあ)
元の世界では、薔薇のジャムもだが、ローズウォーターや薔薇の香油なども作られていて、それらはとても高級なものであった。
けれど、こんなにたくさんの薔薇があるなら、きっとこの王宮でも作られているに違いないとエリナは思った。
「この素晴らしい香りを閉じ込めた素敵な食べ物……一度でいいから、ひと舐めでいいから、食べてみたいな」
そんな子猫の呟きを聞いた狼の保護者は(よし、エリナが食べたいというその薔薇のジャムとやらを、絶対に作らせてみせるぞ! そして、思う存分ペロペロさせて、エリナを笑顔にさせてやろう!)と心に決めた。
そして、そんな会話を耳にしたサランティーナ王妃は(薔薇のジャムですって? 薔薇を食べるなんて思いつかなかったけれど……確かに、想像しただけでとても上品で芳しい香りの食べ物だとわかるわ。ああ、この子猫の発想の素晴らしさといったら! 薔薇をジャムにするなんて、誰も思いつかなかったじゃない。王宮にはこんなにも薔薇があるというのに、わたくしたちは眺めて愛でることしかしてこなかった……)と衝撃を受け、すぐに薔薇の花びらを美味しく加工する研究に着手させようとひとり頷く。
そして、ラベルに入った子猫マークが目印のスカイヴェン国の新たな名産品『ローズシリーズ』が誕生することとなるのであった。
元の世界では、薔薇のジャムもだが、ローズウォーターや薔薇の香油なども作られていて、それらはとても高級なものであった。
けれど、こんなにたくさんの薔薇があるなら、きっとこの王宮でも作られているに違いないとエリナは思った。
「この素晴らしい香りを閉じ込めた素敵な食べ物……一度でいいから、ひと舐めでいいから、食べてみたいな」
そんな子猫の呟きを聞いた狼の保護者は(よし、エリナが食べたいというその薔薇のジャムとやらを、絶対に作らせてみせるぞ! そして、思う存分ペロペロさせて、エリナを笑顔にさせてやろう!)と心に決めた。
そして、そんな会話を耳にしたサランティーナ王妃は(薔薇のジャムですって? 薔薇を食べるなんて思いつかなかったけれど……確かに、想像しただけでとても上品で芳しい香りの食べ物だとわかるわ。ああ、この子猫の発想の素晴らしさといったら! 薔薇をジャムにするなんて、誰も思いつかなかったじゃない。王宮にはこんなにも薔薇があるというのに、わたくしたちは眺めて愛でることしかしてこなかった……)と衝撃を受け、すぐに薔薇の花びらを美味しく加工する研究に着手させようとひとり頷く。
そして、ラベルに入った子猫マークが目印のスカイヴェン国の新たな名産品『ローズシリーズ』が誕生することとなるのであった。