ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜2
ルディは両手を丁寧に洗うと、エリナから鰹節の塊を受け取った。そして、先程の器の上(エリナが削った花かつおは、皆に美味しく食べられていた)に構えたかと思うと、シュシュシュシュシューッ! と素速く手を動かした。
(は、速い!)
エリナが目をまん丸にしていると、手を止めたルディが「こんな感じでいいのか?」と彼女に確認した。
「……はい、これでばっちりです。すごいな、厚みも均一で、綺麗に揃って削られている……」
エリナがつまみ上げた鰹節は、向こう側がかすかに透けて見える、形の整ったものだった。
「さすがはルディさん、爪使いが素晴らしいです」
彼はふっと笑うと「それでは、どれだけ削ったらいいのかを教えてくれ」と言い、再び高速で鰹節を削り始める。
大きくて打ち合わせるとキンと音がするほど硬く仕上がった鰹節は、フェンリルの爪で削られてどんどん小さくなっていく。
「あ、もういいです」
雪が降り積もるように重なっていく鰹節削りに見惚れていたエリナは、器いっぱいになったところで声をかけた。
「ルディさん、ありがとうございます」
「お安い御用だ」
彼は鰹のいい香りがついた手を洗って、エリナに頷いた。
「俺もその『親子丼』を楽しみにしているんだ。いくらでも手伝うぞ」
「はい」
エリナはにっこり笑ったが、王宮の料理人たちは「なんと、第一王子殿下がお削りになった『カツオブシ』とは」「伝説のフェンリルの爪で……カツオブシ……いいのか?」「親子丼とは、とんでもなく贅沢な料理なのだな」と、顔を引きつらせていたのであった。
(は、速い!)
エリナが目をまん丸にしていると、手を止めたルディが「こんな感じでいいのか?」と彼女に確認した。
「……はい、これでばっちりです。すごいな、厚みも均一で、綺麗に揃って削られている……」
エリナがつまみ上げた鰹節は、向こう側がかすかに透けて見える、形の整ったものだった。
「さすがはルディさん、爪使いが素晴らしいです」
彼はふっと笑うと「それでは、どれだけ削ったらいいのかを教えてくれ」と言い、再び高速で鰹節を削り始める。
大きくて打ち合わせるとキンと音がするほど硬く仕上がった鰹節は、フェンリルの爪で削られてどんどん小さくなっていく。
「あ、もういいです」
雪が降り積もるように重なっていく鰹節削りに見惚れていたエリナは、器いっぱいになったところで声をかけた。
「ルディさん、ありがとうございます」
「お安い御用だ」
彼は鰹のいい香りがついた手を洗って、エリナに頷いた。
「俺もその『親子丼』を楽しみにしているんだ。いくらでも手伝うぞ」
「はい」
エリナはにっこり笑ったが、王宮の料理人たちは「なんと、第一王子殿下がお削りになった『カツオブシ』とは」「伝説のフェンリルの爪で……カツオブシ……いいのか?」「親子丼とは、とんでもなく贅沢な料理なのだな」と、顔を引きつらせていたのであった。