転生侍女はモブらしく暮らしたい〜なのにお嬢様のハッピーエンドは私に託されているようです(汗)
引き返そうと思ったが、外に出て外壁沿いに歩けば馬車が待っている正面玄関にたどり着くだろう。
そう思い、使用人が出入りしている通用口から青空の下へ出た。
そこはどうやら屋敷の真裏のようだ。
レンガが敷かれ、果物が入っていたと思われる木箱や、空のワイン樽がひと塊に置かれていた。
そこに荷車が現れて、重そうな木箱や樽と空のものを積み替えている。
搬入されたばかりの食材は、使用人の男たちが複数で屋敷内に運び入れていた。
女性の使用人は乾いたリネンを洗濯ロープから外している。
王城には王族だけでなく、何百人もの使用人や騎士たちが生活しているため、リネンの枚数も大量だ。
エマが右から正面に回ろうか、それとも左回りの方が近いかと迷っていたら、「エマさん」と後ろの通用口から声をかけられた。
振り向けば竜騎士団長のダグラスが、今日も凛々しい騎士服姿で近づいてくる。
「もしかして、迷われたんですか?」
言い当てられて恥ずかしく思いつつ、エマは苦笑して答える。
そう思い、使用人が出入りしている通用口から青空の下へ出た。
そこはどうやら屋敷の真裏のようだ。
レンガが敷かれ、果物が入っていたと思われる木箱や、空のワイン樽がひと塊に置かれていた。
そこに荷車が現れて、重そうな木箱や樽と空のものを積み替えている。
搬入されたばかりの食材は、使用人の男たちが複数で屋敷内に運び入れていた。
女性の使用人は乾いたリネンを洗濯ロープから外している。
王城には王族だけでなく、何百人もの使用人や騎士たちが生活しているため、リネンの枚数も大量だ。
エマが右から正面に回ろうか、それとも左回りの方が近いかと迷っていたら、「エマさん」と後ろの通用口から声をかけられた。
振り向けば竜騎士団長のダグラスが、今日も凛々しい騎士服姿で近づいてくる。
「もしかして、迷われたんですか?」
言い当てられて恥ずかしく思いつつ、エマは苦笑して答える。