平凡な私の獣騎士団もふもふライフ2
「見てごらんアリスティア! ジェドの相手だというのに、とても素直で性格の良さそうな目を! どこにも腹黒さが、ない!」
「ひぇぇ、キラキラとした目でストレートに言っちゃっていいんですかっ?」
「ほんと、どこかの親不孝者と違ってとても可愛いし、仲良くできそうな子で嬉しいわ。何度、わたくしに娘がいたらと思ったことか」
「この愛らしい目、まるであの穏やかなグレインベルトの地を思い出すようだねぇ」
ヴィクトルが、感極まった様子で言う。
――リズは、あまりの歓迎っぷりに同情してしまった。
彼らは、それくらいまでにジェドの相手を待ち望んでいたのだろう。ここまで喜ばれてしまうと、嘘をついていることの罪悪感が半端なかった。
「自慢の息子を、恋人の前でボロクソ言わないでくれませんかね」
ジェドが動き出して、リズを両親から奪い返す。
「もう俺の中では、婚約者も同然な人です」
それを聞いた途端、アリスティアが「んまぁっ」と歓喜の声を上げた。
「『婚約者』……っ! お前の口から、一番聞きたかった言葉よ!」
「ニコラスの相談を引き受けたのも、こうして父上と母上を、先に喜ばせようとも思ったからですよ。母上には、これまでもずっと心配をさせてしまったと、俺もリズに言われて反省したものですから」
「なんだって!? ジェドが、反省!? ああっ、そんなことにも気づかせてくれる娘なのか、なんて素晴らしいのだろう!」
「ひぇぇ、キラキラとした目でストレートに言っちゃっていいんですかっ?」
「ほんと、どこかの親不孝者と違ってとても可愛いし、仲良くできそうな子で嬉しいわ。何度、わたくしに娘がいたらと思ったことか」
「この愛らしい目、まるであの穏やかなグレインベルトの地を思い出すようだねぇ」
ヴィクトルが、感極まった様子で言う。
――リズは、あまりの歓迎っぷりに同情してしまった。
彼らは、それくらいまでにジェドの相手を待ち望んでいたのだろう。ここまで喜ばれてしまうと、嘘をついていることの罪悪感が半端なかった。
「自慢の息子を、恋人の前でボロクソ言わないでくれませんかね」
ジェドが動き出して、リズを両親から奪い返す。
「もう俺の中では、婚約者も同然な人です」
それを聞いた途端、アリスティアが「んまぁっ」と歓喜の声を上げた。
「『婚約者』……っ! お前の口から、一番聞きたかった言葉よ!」
「ニコラスの相談を引き受けたのも、こうして父上と母上を、先に喜ばせようとも思ったからですよ。母上には、これまでもずっと心配をさせてしまったと、俺もリズに言われて反省したものですから」
「なんだって!? ジェドが、反省!? ああっ、そんなことにも気づかせてくれる娘なのか、なんて素晴らしいのだろう!」