平凡な私の獣騎士団もふもふライフ2
「隠さなくていいんだよ。うちの息子のことだ。若い年下の女の子とはいえ、こんなに愛らしい君を放っておかないだろう」
「ふふっ、リズちゃんが恥ずかしがるから、人がいるところではキスも我慢していることは、わたくしたちもちゃんと分かっていますからね。我慢がきかなくなるから『団長様』呼びをしているのでしょう?」
「えっ。あ、それ、ちが――」
リズは焦ったものの、誤解を解こうとしたらジェドに後ろから抱き締められ「ぐぇ」と妙な声が出てしまった。
ヴィクトルが、そこでサムソンを呼んだ。
「サムソン、まずは二人を部屋へ案内してやれ。そちらの方が休めるだろう」
「はっ、かしこまりました」
「紅茶の用意は、ちゃんとタイミングをはかってあげてね、サムソン」
動き出そうとした執事へ、アリスティアが追って指示する。それから彼女は、ジェドに口封じ――一見するといちゃつかれているリズを見た。
「緊張もあると思うだろうから、まずは部屋でゆっくりするといいわ。うふふっ、少し時間を置いてから、ティーセットを持ってこさせるから、ごゆっくり」
なんだか、意味深な言葉を送られてウィンクをされる。
しかしリズが言葉をかける暇もなく、サムソンが案内を始め、ジェドに引っ張られてカルロと共にサロンをあとにした。
「ふふっ、リズちゃんが恥ずかしがるから、人がいるところではキスも我慢していることは、わたくしたちもちゃんと分かっていますからね。我慢がきかなくなるから『団長様』呼びをしているのでしょう?」
「えっ。あ、それ、ちが――」
リズは焦ったものの、誤解を解こうとしたらジェドに後ろから抱き締められ「ぐぇ」と妙な声が出てしまった。
ヴィクトルが、そこでサムソンを呼んだ。
「サムソン、まずは二人を部屋へ案内してやれ。そちらの方が休めるだろう」
「はっ、かしこまりました」
「紅茶の用意は、ちゃんとタイミングをはかってあげてね、サムソン」
動き出そうとした執事へ、アリスティアが追って指示する。それから彼女は、ジェドに口封じ――一見するといちゃつかれているリズを見た。
「緊張もあると思うだろうから、まずは部屋でゆっくりするといいわ。うふふっ、少し時間を置いてから、ティーセットを持ってこさせるから、ごゆっくり」
なんだか、意味深な言葉を送られてウィンクをされる。
しかしリズが言葉をかける暇もなく、サムソンが案内を始め、ジェドに引っ張られてカルロと共にサロンをあとにした。