平凡な私の獣騎士団もふもふライフ2
与えられた部屋は、二階の、前伯爵夫妻の寝所とは反対方向にあった。
共に暮らす相棒獣のことも考えられて作られているのか、室内は床がかなり広く作られていた。
ごちゃっとした感じのない上質な調度品と家具。ソファ席と、窓側に面した仕事用のテーブル席。奥には、天幕付きの大きなベッドが一つ置かれてあった。
「こちらが、お二人の部屋になります」
案内したサムソンが、室内へと進みながら、用意に不備がないかをざっとチェックしていく。
二人部屋とは思えないくらいに、なんとも素敵な部屋だった。カーテンがまとめられた大窓が開かれていて、日中の心地よい風が吹き抜けている。
「リズ、こっちへ」
ジェドに手を引かれて、恋人みたいにエスコートされた。戸惑いつつも、ついその優しげな笑顔に従って並んでソファに腰かけた。
ふんふんと匂いを嗅いで、カルロが大窓のそばのいい位置まで進んだ。ちょっと欠伸をもらすと、のしっと寝そべる。
――相棒獣は、相棒騎士のそばを離れない。
それを横目に見ていた執事サムソンが、小さな微笑みをもらした。寝心地を考えたのか、大きなクッションを一つ運んできてカルロに勧める。
「ふんっ」
カルロが鼻を鳴らして、クッションをパクリとくわえて頭の下に置いた。どうやら気に入ったようで、尻尾がぱったんぱったんと揺れている。
そちらに気を取られたリズは、ジェドに両手を包まれてハタとした。
「リズ」
共に暮らす相棒獣のことも考えられて作られているのか、室内は床がかなり広く作られていた。
ごちゃっとした感じのない上質な調度品と家具。ソファ席と、窓側に面した仕事用のテーブル席。奥には、天幕付きの大きなベッドが一つ置かれてあった。
「こちらが、お二人の部屋になります」
案内したサムソンが、室内へと進みながら、用意に不備がないかをざっとチェックしていく。
二人部屋とは思えないくらいに、なんとも素敵な部屋だった。カーテンがまとめられた大窓が開かれていて、日中の心地よい風が吹き抜けている。
「リズ、こっちへ」
ジェドに手を引かれて、恋人みたいにエスコートされた。戸惑いつつも、ついその優しげな笑顔に従って並んでソファに腰かけた。
ふんふんと匂いを嗅いで、カルロが大窓のそばのいい位置まで進んだ。ちょっと欠伸をもらすと、のしっと寝そべる。
――相棒獣は、相棒騎士のそばを離れない。
それを横目に見ていた執事サムソンが、小さな微笑みをもらした。寝心地を考えたのか、大きなクッションを一つ運んできてカルロに勧める。
「ふんっ」
カルロが鼻を鳴らして、クッションをパクリとくわえて頭の下に置いた。どうやら気に入ったようで、尻尾がぱったんぱったんと揺れている。
そちらに気を取られたリズは、ジェドに両手を包まれてハタとした。
「リズ」