平凡な私の獣騎士団もふもふライフ2
「あ、いえ。なんでもないです。団長様の代わりにカルロもしっかりみます。ただ、エドモンドさんが不在でも、王族の護衛がいるのにと不思議に思いました」

獣騎士団を出発する前から、ジェドは口酸っぱく『エドモンドが到着するまではとくに~』という言い方で、リズとカルロに警備指示を出していた。

するとジェドが、意思の強さを宿した眼差しで述べる。

「俺は、何より〝白獣の目〟を信頼している。今、ここであやしい動きがあるというのなら尚更、王宮の護衛に関しては、ニコラスの騎士であるエドモンド以外は信用しない」

領民と白獣と、そして獣騎士団のみんなを守っている人でもあるのだ。

厳しいことを口にしている彼の胸底に、そんな一人でがんばってしまう強い責任感を見た気がして、リズは身が引き締まる思いがした。

自分はカルロの助手扱いだけど、団長である彼の直属でもある。

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