平凡な私の獣騎士団もふもふライフ2
よしと意気込んで、立派な王宮内への緊張を頭から振り払う。
「昨日行った、ニコラス殿下の部屋に向かえばいいのよね。なら、まずは二階を目指しましょうか」
行動を開始することにして、そばにいるカルロに声をかけた。
床なので筆談はできない。けれど表情豊かな顰め面と、「ふんっ」と慣らされた鼻息から『了解』と、いつものふてぶてしい返事が分かった。
昨日の道順を思い出しながら、二階へと上がる。
警備の者も顔を覚えていたのか、それともカルロを連れているからか。遠目から顔パスのように「どうぞ」と仕草で通行を許可される。
「副団長様が言っていた通り、近づいてくる人がいないのは助かるわね」
ジェドの未来の婚約者、ということについて、興味本位で尋ねてきたり詮索されないのは有り難い。
王族の私室がある場所へ向かうため、隣の建物と繋がっている回廊を渡る。
「昨日行った、ニコラス殿下の部屋に向かえばいいのよね。なら、まずは二階を目指しましょうか」
行動を開始することにして、そばにいるカルロに声をかけた。
床なので筆談はできない。けれど表情豊かな顰め面と、「ふんっ」と慣らされた鼻息から『了解』と、いつものふてぶてしい返事が分かった。
昨日の道順を思い出しながら、二階へと上がる。
警備の者も顔を覚えていたのか、それともカルロを連れているからか。遠目から顔パスのように「どうぞ」と仕草で通行を許可される。
「副団長様が言っていた通り、近づいてくる人がいないのは助かるわね」
ジェドの未来の婚約者、ということについて、興味本位で尋ねてきたり詮索されないのは有り難い。
王族の私室がある場所へ向かうため、隣の建物と繋がっている回廊を渡る。