平凡な私の獣騎士団もふもふライフ2
その時、やや勝気な目付きの印象がある、大きな紫色の目でじっとリズを見ていた幼獣が、ニコラスの腕の中でもぞもぞ動き出した。
「みゃう!」
「え? どうしたの?」
リズは、自分が呼ばれたような気がして応えていた。
「みょ、みょみゅっ」
幼獣が短いもふもふの前足で、通路の方を指している。
そこに変わったものなどはない。ふわっふわっと白い毛並みを動かせ、身振りで幼獣に訴えられたリズとニコラスは首を捻った。
「なんて言っているのかしら……」
ふと思い付いて、リズはさっと辺りに目を走らせた。そして幼獣を胸に抱いているニコラスを、一旦庭付きのテラスへと誘って移動する。
「一体なんだ?」
「殿下、申し訳ありません、この芝生を、少しだけひっくり返してしまっても平気ですか?」
「別に構わんぞ。幼獣もたまに遊んで掘ったりするしな」
「みゃう!」
「え? どうしたの?」
リズは、自分が呼ばれたような気がして応えていた。
「みょ、みょみゅっ」
幼獣が短いもふもふの前足で、通路の方を指している。
そこに変わったものなどはない。ふわっふわっと白い毛並みを動かせ、身振りで幼獣に訴えられたリズとニコラスは首を捻った。
「なんて言っているのかしら……」
ふと思い付いて、リズはさっと辺りに目を走らせた。そして幼獣を胸に抱いているニコラスを、一旦庭付きのテラスへと誘って移動する。
「一体なんだ?」
「殿下、申し訳ありません、この芝生を、少しだけひっくり返してしまっても平気ですか?」
「別に構わんぞ。幼獣もたまに遊んで掘ったりするしな」