平凡な私の獣騎士団もふもふライフ2
……これまで接して分かったニコラスの性格から、リズはなんとなく想像がついてしまった。
「そうだったの……えっと、それで、幼獣はなんと伝えようとしているの?」
尋ねるリズのそばで、カルロが反対側の前足でざしざしと土の上をならす。その筆談の様子を、ニコラスが物珍し気に眺めている。
【ここの向こうに、人間の匂いが続いている、と】
「ここって、もしかして壁ってこと?」
リズが確認すると、カルロと揃って幼獣も頷き返した。
「じゃあ、実際に誰かが通路を通っていて、そして本当に、殿下の幼獣を見ていたということなの?」
【この幼子も、通った人間の姿を、実際には見てはいないらしい。壁の向こうに匂いが続いているのを、不思議に思ったと。もう既に匂いはなくなっている】
カルロが幼獣に確認して、最後にそう文字を書いて締めた。
「そうだったの……えっと、それで、幼獣はなんと伝えようとしているの?」
尋ねるリズのそばで、カルロが反対側の前足でざしざしと土の上をならす。その筆談の様子を、ニコラスが物珍し気に眺めている。
【ここの向こうに、人間の匂いが続いている、と】
「ここって、もしかして壁ってこと?」
リズが確認すると、カルロと揃って幼獣も頷き返した。
「じゃあ、実際に誰かが通路を通っていて、そして本当に、殿下の幼獣を見ていたということなの?」
【この幼子も、通った人間の姿を、実際には見てはいないらしい。壁の向こうに匂いが続いているのを、不思議に思ったと。もう既に匂いはなくなっている】
カルロが幼獣に確認して、最後にそう文字を書いて締めた。