平凡な私の獣騎士団もふもふライフ2
どうやら入るための仕掛けもあったらしい。大人の人間がくぐるには、どうりで小さいと入り口だと思った……って、そんなこと考えてる場合じゃない!
嘘、と背中が一気に冷えた一瞬後、リズの身体が隠し通路の入り口へ向けて前のめりになる。
慌てて幼獣が、かぷりっと咄嗟にリズの後ろ襟をくわえた。
――が、小さな体で支え切れるはずもなく。
次の瞬間、リズを助けようとした小さな彼と、その幼獣を抱えているニコラスをも巻き込んで、リズは一緒に通路へ滑り込んでしまっていた。
がこんっ、と再び音がして下が高い傾斜になった。
「きゃぁあぁあ――――っ!」
一気に滑り降りていく。すさまじい傾斜のせいで、勢いも倍増した。
もはや落ちている感覚である。先頭を滑るリズの後ろに、ニコラスが一回転して背中にばこんっと当たってくっついた。
――加速が、いよいよマックスになった。
嘘、と背中が一気に冷えた一瞬後、リズの身体が隠し通路の入り口へ向けて前のめりになる。
慌てて幼獣が、かぷりっと咄嗟にリズの後ろ襟をくわえた。
――が、小さな体で支え切れるはずもなく。
次の瞬間、リズを助けようとした小さな彼と、その幼獣を抱えているニコラスをも巻き込んで、リズは一緒に通路へ滑り込んでしまっていた。
がこんっ、と再び音がして下が高い傾斜になった。
「きゃぁあぁあ――――っ!」
一気に滑り降りていく。すさまじい傾斜のせいで、勢いも倍増した。
もはや落ちている感覚である。先頭を滑るリズの後ろに、ニコラスが一回転して背中にばこんっと当たってくっついた。
――加速が、いよいよマックスになった。