平凡な私の獣騎士団もふもふライフ2
リズは、ぶわっと涙目になって悲鳴を上げた。しかし彼女の背にいるニコラスは、しっかり抱えた幼獣と共に、めちゃくちゃ楽しそうに笑っている。
「わははははは! なんだこの通路っ、ちょー面白いぞ! あっはははははは!」
「笑いごとじゃないんです殿下いやあああああっ、殿下を一緒におっことしちゃって本当にごめんなさいぃぃいいい!」
リズの悲鳴が、滑り台のような細い隠し通路内を移動していく。
王宮内で、それを壁越しに鈍く聞こえていた者たちが「一体何事!?」と壁を見ていっていた――だなんて気づくはずもなく二人と一頭は滑り降りて行く。
と、幼獣が何事か閃いたかのように、やんちゃな瞳をきらんっとさせた。
「みゅん!」
「え? 何、何か伝えようとしてるっ?」
まるで声をかけられてみたいだ。リズが肩越しに見やれば、ニコラスにも見つめられた幼獣が、任せろと言わんばかりににこやかに頷いた。
「わははははは! なんだこの通路っ、ちょー面白いぞ! あっはははははは!」
「笑いごとじゃないんです殿下いやあああああっ、殿下を一緒におっことしちゃって本当にごめんなさいぃぃいいい!」
リズの悲鳴が、滑り台のような細い隠し通路内を移動していく。
王宮内で、それを壁越しに鈍く聞こえていた者たちが「一体何事!?」と壁を見ていっていた――だなんて気づくはずもなく二人と一頭は滑り降りて行く。
と、幼獣が何事か閃いたかのように、やんちゃな瞳をきらんっとさせた。
「みゅん!」
「え? 何、何か伝えようとしてるっ?」
まるで声をかけられてみたいだ。リズが肩越しに見やれば、ニコラスにも見つめられた幼獣が、任せろと言わんばかりににこやかに頷いた。