平凡な私の獣騎士団もふもふライフ2
カルロの素晴らしいもふもふの尻尾よりも、丸っとしていて愛らしいもふもふな幼獣たちを抱き締めた時よりも、なんか胸がトキメいたような気が……。

「リズは、百面相をしてどうしたんだ?」

ひょっこりと、幼獣とセットでニコラスが顔を覗き込む。

「うわっ、すみません殿下。えっと、なんでもないんですっ」

「そうか?」

びっくりして胸に感じたことも頭の中から飛び、リズは焦ってニコラスに両手を振って伝える。

すると、エドモンドがピンと察した顔をした。よしここは任せろと一つ頷き、優秀な騎士のごとくニコラスに進言する。

「殿下、あなた様にはまだ早いお話かと思いますので、流すがよろしいかと」

「なんだ、俺に秘密な話だったりするのか!? そんなの、めちゃくちゃ知りたくなるに決まっているだろ!」

「エドモンドさん!? も、もしかして、私の心が読めちゃったんですか!?」

リズはかぁっと恥ずかしくなって、小さくパニックを起こした。

――心を読めるなんて、あるわけがない。

騒ぐ二人に詰め寄せられたエドモンドは、面倒そうな表情で『違います』と首を振って見せる。

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