平凡な私の獣騎士団もふもふライフ2
それぞれが騒ぎ始める。リズに近い距離にいた幼獣が、ニコラスの腕から手を伸ばして「みゅっみゅっ」と楽しそうにリズを前足でぽふぽふした。
すると、とうとうカルロがムムッと眉間に皺を寄せて――。
「ふんっ」
「え、何――ふぎゃっ」
なぜか、リズは襟の後ろをくわえられて、カルロにぶらさげられてしまった。
目の前から引き離されたニコラスが、それをしばし眺めた。普段からあまり表情を崩さないエドモンドも、「え」という顔で固まって見ていた。
「ぶ、ぶわははははは! なんだそれはっ、俺もすごくやりたいぞ!」
駆け寄ろうとしたニコラスの襟首を、素早くエドモンドがキャッチする。
「殿下、さすがにやめてください、無理です」
「なぜだエドモンド!? リズは、あんなに楽しそうなことをしているのに……!」
「彼女の表情をごらんなさい。ただ諦めているだけです。さすがに、あなた様にそんなことをされたら、捕食されていると勘違いされて兵が出てきますよ」
そう話す声が聞こえる中、ぶらさげられたリズは考える。
「なぜ、このタイミングで……カルロ、私、元教育係よね?」
「ふんっ」
すると、とうとうカルロがムムッと眉間に皺を寄せて――。
「ふんっ」
「え、何――ふぎゃっ」
なぜか、リズは襟の後ろをくわえられて、カルロにぶらさげられてしまった。
目の前から引き離されたニコラスが、それをしばし眺めた。普段からあまり表情を崩さないエドモンドも、「え」という顔で固まって見ていた。
「ぶ、ぶわははははは! なんだそれはっ、俺もすごくやりたいぞ!」
駆け寄ろうとしたニコラスの襟首を、素早くエドモンドがキャッチする。
「殿下、さすがにやめてください、無理です」
「なぜだエドモンド!? リズは、あんなに楽しそうなことをしているのに……!」
「彼女の表情をごらんなさい。ただ諦めているだけです。さすがに、あなた様にそんなことをされたら、捕食されていると勘違いされて兵が出てきますよ」
そう話す声が聞こえる中、ぶらさげられたリズは考える。
「なぜ、このタイミングで……カルロ、私、元教育係よね?」
「ふんっ」