平凡な私の獣騎士団もふもふライフ2
ふと、始めから何か大きな見当違いをしているような違和感に、思考を引っ張られた。けれど過ぎった一瞬後、それは明るい声で頭の中から飛ぶ。
「リズ、ぼんやり歩いていると余計注目を集めるぞ。カルロも窮屈そうだし、早めに向こうの大きな廊下に入ろう」
「えっ。あ、はい!」
のろのろと歩き出していたせいで、周りにいる者たちがじっくりカルロを見ていっていた。こういう時こそ急かしてくれればいいのに、カルロはリズのそばから顰め面で周囲を見ているだけだ。
リズはカルロに謝ると、その白いもふもふの身体に手で合図し、待ってくれているニコラスとエドモンドに小走りで合流した。
ニコラスを先導に、少し足早に歩く二人に導かれて大きな廊下の方へと向かう。
そこへと差し掛かると、途端に先程までいた大人数の通行人はなくなった。
「ここを通るのは、王宮に所属している軍人がほとんどだからな」
「そう、なんですか……」
答えながらも、リズは先程の一件を気にして後ろを見やった。
「団長様、大丈夫かしら……」
ぽつりと、彼女の口から言葉がこぼれる。
「リズ、ぼんやり歩いていると余計注目を集めるぞ。カルロも窮屈そうだし、早めに向こうの大きな廊下に入ろう」
「えっ。あ、はい!」
のろのろと歩き出していたせいで、周りにいる者たちがじっくりカルロを見ていっていた。こういう時こそ急かしてくれればいいのに、カルロはリズのそばから顰め面で周囲を見ているだけだ。
リズはカルロに謝ると、その白いもふもふの身体に手で合図し、待ってくれているニコラスとエドモンドに小走りで合流した。
ニコラスを先導に、少し足早に歩く二人に導かれて大きな廊下の方へと向かう。
そこへと差し掛かると、途端に先程までいた大人数の通行人はなくなった。
「ここを通るのは、王宮に所属している軍人がほとんどだからな」
「そう、なんですか……」
答えながらも、リズは先程の一件を気にして後ろを見やった。
「団長様、大丈夫かしら……」
ぽつりと、彼女の口から言葉がこぼれる。