平凡な私の獣騎士団もふもふライフ2
「グレインベルトに伝わるその話は、獣が初めて人を受け入れて対話した出来事を表している。血が続く限り、共に戦おうと約束した、とか」
「それが獣騎士団のもとになった、獣戦士団のお話なんですね」
「うむ、そうだ。当時は戦の多き時代でもあったからな。各領主が個別に戦士団を立ち上げ、自分たちの領地を守ることをしていた。グレインベルトの領主も獣戦士団を作り、領主自身が獣戦士団長を務めたんだ」
と、ニコラスがそこでリズを見た。
「先程のリズの問いに答えるが、だからジェドについては大丈夫だ。ジェドが自分にではなく、お前にカルロをくっつけているのは、いい判断だとも思うぞ」
「いい判断?」
「ここは、時に街中よりも物騒だったりする。それに、もし嫉妬した令嬢らが接触してきたらどうする? あちらは生粋の貴族だ。まだ正式に婚約の書面を受けていない平民のお前は、そう易々と逆らえないだろう」
リズは、先のニコラスの意味深な言葉も忘れて、令嬢たちの下りにびっくりしてしまう。
「それが獣騎士団のもとになった、獣戦士団のお話なんですね」
「うむ、そうだ。当時は戦の多き時代でもあったからな。各領主が個別に戦士団を立ち上げ、自分たちの領地を守ることをしていた。グレインベルトの領主も獣戦士団を作り、領主自身が獣戦士団長を務めたんだ」
と、ニコラスがそこでリズを見た。
「先程のリズの問いに答えるが、だからジェドについては大丈夫だ。ジェドが自分にではなく、お前にカルロをくっつけているのは、いい判断だとも思うぞ」
「いい判断?」
「ここは、時に街中よりも物騒だったりする。それに、もし嫉妬した令嬢らが接触してきたらどうする? あちらは生粋の貴族だ。まだ正式に婚約の書面を受けていない平民のお前は、そう易々と逆らえないだろう」
リズは、先のニコラスの意味深な言葉も忘れて、令嬢たちの下りにびっくりしてしまう。