平凡な私の獣騎士団もふもふライフ2
そこに目を向けてみれば、幼獣が次のなでなで役を指名するようにしてリズを見ていた。目が合うと、もう一度元気よく鳴く。

「本当に懐かれているんだな」

「まぁ、そうみたいですね」

リズは、王子であるニコラスに失礼しますと許しを頂いてから、彼の胸に抱かれている幼獣を撫でた。手触りのいいもふもふ具合に笑顔が浮かぶ。

またしても、カルロがじーっと見下ろしている。それにまたもや気づいて、エドモンドが見やった。

「ふむふむ。お前なら、もしかしたら大丈夫かもしれないな」

唐突に、ニコラスが一人思案の声をもらした。

「何がですか?」

尋ねた途端、彼がにこーっと笑ってリズの手を取った。そのまま走り出されてしまい、リズは大変驚いた。

「えっ、殿下!?」

「俺の二番目の友達を紹介してやろう!」

ん? 二番目の、友達……?

そうすると、まさか一番目はジェドなのでは……そう考えている間にも、彼はわくわく感が隠しきれずリズをどんどん引っ張っていく。

その後ろからエドモンドが続き、面倒そうに息をついてカルロが追いかけた。



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