平凡な私の獣騎士団もふもふライフ2
辿り着いたのは、人の気配が全くしない緑に覆われた場所だった。どうやら王宮に所属している騎士たちが出入りしている場所のようで、くる途中、騎士服の男たちとしかすれ違わなかった。
「これが俺の二番目の友達だ!」
リズは、そう意気揚々とニコラスに紹介された先を見て、絶句してしまった。
「とも、だち……」
ようやく声が出たが、自分に確認させるように言葉を繰り返してしまう。
そこにいたのは、屈強な軍馬だったのだ。
筋肉隆々の真っ黒い艶やかな体。荷運びの馬に比べて、随分大きい。彼はカルロに怯えることもなく、強面で敵意なくぶるるっと鼻息を上げる。
ニコラスが、またきてやったぞという風に再会を喜び出した。
すると言葉が続かないでいるリズへ、エドモンドがこっそり教える。
「殿下は素直になるタイミングが大変へたで、いまだ友達がおらず、当初は子犬を与える予定だったそうです」
なるほど、今のところ他に交友関係は一切ないから、それで公務以外は暇をもてあましていたらしい。
「でも、なぜ犬ではなく軍馬になったのですか?」
「これが俺の二番目の友達だ!」
リズは、そう意気揚々とニコラスに紹介された先を見て、絶句してしまった。
「とも、だち……」
ようやく声が出たが、自分に確認させるように言葉を繰り返してしまう。
そこにいたのは、屈強な軍馬だったのだ。
筋肉隆々の真っ黒い艶やかな体。荷運びの馬に比べて、随分大きい。彼はカルロに怯えることもなく、強面で敵意なくぶるるっと鼻息を上げる。
ニコラスが、またきてやったぞという風に再会を喜び出した。
すると言葉が続かないでいるリズへ、エドモンドがこっそり教える。
「殿下は素直になるタイミングが大変へたで、いまだ友達がおらず、当初は子犬を与える予定だったそうです」
なるほど、今のところ他に交友関係は一切ないから、それで公務以外は暇をもてあましていたらしい。
「でも、なぜ犬ではなく軍馬になったのですか?」