平凡な私の獣騎士団もふもふライフ2
「リズちゃんは、うちの立派な獣騎士団員だ。自信もって堂々としていればいいよ」

視線を相手の部隊軍の男たちに向けたまま、そう言われた。

リズは、みんなが自分を見ていることに気づいた。緊張もない笑っている表情のいつもの彼らに、ハッとさせられる。

とても心が救われた気がした。信頼しかないのだと分かった。

「ありがとう、皆さん。私、がんばります」

うるっときて、涙目ながらもしっかりと宣言した。

その隣で、カルロが不穏な空気を発してこらえていた。他の相棒獣たちが『落ち着け』と伝える視線を、忙しなくちらちら送っている。

「団長に指示はされていると思いますが、頼みますからこの場ではこらえてください」

コーマックが、キリキリした胃を押さえて念のためカルロに伝えた。

進行した両部隊軍、ウェルキンス王国からの代表である獣騎士団と、平和小国リリーエルタからの代表、第十一防衛部隊軍が、やがて中央で対面した。

そこでリズは、屋敷を出た以来ぶりにジェドと再会した。

「団長様、お疲れ様です。向こうの方々と一緒の登場とは思いませんでした」

「時間の都合上、ここからの方が近かったからな」

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