平凡な私の獣騎士団もふもふライフ2
――そういえば、彼らは獣騎士以外には〝絶対に懐かない〟国内で最大の戦闘獣であるのだ。
コーマックたちの気配も引き締まっているのを見て、そう思い出す。普段は獣騎士団で見たことがない雰囲気だけに緊張した。
その時、リズは向こうから自分の話題が上がるのを聞いた。
「そちらの彼女が、恋人の?」
部隊長が、リズの方を手で示しながら言った。その直前にジェドへ副官だと紹介されていた若い男が、ちらりと彼へ視線を戻して尋ねる。
「わざわざお連れに?」
実のところ、彼らはたった一人少女がいることを気にしていたらしい。部隊長と揃って、防衛部隊軍たちが恐縮ながらといった様子でジェドを窺う。
するとジェドが、余裕たっぷりににこっとした。
「俺の婚約者になる予定のリズです。こう見えて彼女は、俺の相棒獣の教育係にして〝獣騎士団の戦闘獣と全ての幼獣をみている〟優秀な団員なんですよ」
少々話を盛ってそう教える。
部隊長と部下たちが「おぉ!」と感心の声を上げた。
「なんとっ、その華奢な体でこの戦闘獣たちをみているわけですか! さすがはグレイソン伯爵家の未来の妻と申すべきでしょうか」
コーマックたちの気配も引き締まっているのを見て、そう思い出す。普段は獣騎士団で見たことがない雰囲気だけに緊張した。
その時、リズは向こうから自分の話題が上がるのを聞いた。
「そちらの彼女が、恋人の?」
部隊長が、リズの方を手で示しながら言った。その直前にジェドへ副官だと紹介されていた若い男が、ちらりと彼へ視線を戻して尋ねる。
「わざわざお連れに?」
実のところ、彼らはたった一人少女がいることを気にしていたらしい。部隊長と揃って、防衛部隊軍たちが恐縮ながらといった様子でジェドを窺う。
するとジェドが、余裕たっぷりににこっとした。
「俺の婚約者になる予定のリズです。こう見えて彼女は、俺の相棒獣の教育係にして〝獣騎士団の戦闘獣と全ての幼獣をみている〟優秀な団員なんですよ」
少々話を盛ってそう教える。
部隊長と部下たちが「おぉ!」と感心の声を上げた。
「なんとっ、その華奢な体でこの戦闘獣たちをみているわけですか! さすがはグレイソン伯爵家の未来の妻と申すべきでしょうか」