平凡な私の獣騎士団もふもふライフ2
彼らが言いながら、もう話が聞きたくてたまらない様子でリズへ歩み寄る。
――だが数歩進んだ瞬間、場が強烈な緊張に包まれた。
コーマックの相棒獣が、咄嗟のようにリズの前へと飛び込んだ。そのまま背中の背が少し逆立つほどの警戒反応をし、部隊長らへ〝拒絶〟を示す。
「え……?」
そんな声を上げたのは、コーマックだった。すぐに他の相棒獣たちも続き、リズを庇うようにして軽い威嚇姿勢を取る。
カルロが、悠々とその様子を横目に見やった。
途端に場の空気が凍えて、防衛部隊軍の男たちが緊張で硬直する。後退するのもままならない中、戦闘馬たちが殺気に嘶いた。
いつも気品溢れて表情も美しいコーマックの相棒獣まで、まるでカルロが以前、密猟団を睨みつつけていたみたいな〝怖い顔〟をしている。
リズは、それを前にして怖くなった。
「だ、だめよ、怖い顔をしないで」
相手の男たちの怯える姿もあって、気づいた時には、そうコーマックの相棒獣たちに声をかけていた。
すると戦闘獣たちが、途端に殺気を消してリズを見た。おずおずと窺ってきて、まるで『大丈夫か』と心配そうに確認されている気がする。
――だが数歩進んだ瞬間、場が強烈な緊張に包まれた。
コーマックの相棒獣が、咄嗟のようにリズの前へと飛び込んだ。そのまま背中の背が少し逆立つほどの警戒反応をし、部隊長らへ〝拒絶〟を示す。
「え……?」
そんな声を上げたのは、コーマックだった。すぐに他の相棒獣たちも続き、リズを庇うようにして軽い威嚇姿勢を取る。
カルロが、悠々とその様子を横目に見やった。
途端に場の空気が凍えて、防衛部隊軍の男たちが緊張で硬直する。後退するのもままならない中、戦闘馬たちが殺気に嘶いた。
いつも気品溢れて表情も美しいコーマックの相棒獣まで、まるでカルロが以前、密猟団を睨みつつけていたみたいな〝怖い顔〟をしている。
リズは、それを前にして怖くなった。
「だ、だめよ、怖い顔をしないで」
相手の男たちの怯える姿もあって、気づいた時には、そうコーマックの相棒獣たちに声をかけていた。
すると戦闘獣たちが、途端に殺気を消してリズを見た。おずおずと窺ってきて、まるで『大丈夫か』と心配そうに確認されている気がする。