平凡な私の獣騎士団もふもふライフ2
「えぇと、その、私は平気よ」
そんなに心配されるくらい頼りなかっただろうか。リズはそう思い、戸惑いながら答えた。
戦闘獣たちが身を引くように後ずさる。不思議がったコーマックたちが、まだ落ち着かない自分たちの相棒獣を「どうどう」とやった。
「いきなりどうしたんですか? 珍しいですね」
「いつも、そんなに過剰反応しないだろう。ん? 心配だった?」
「リズちゃんが不安そうだったから? ああ、多分緊張しているだけだよ」
心の中で意思疎通ができるが、珍しいことに出くわした獣騎士たちが、つい声を上げて相棒獣へ言った。
「ほら、こういう軍事の場ってのも慣れないだろうし」
「問題ないって。うんうん、怪我をする可能性もゼロだよ」
獣騎士のトナーが、はははと間延びした声を響かせる。魔力で繋がっての会話風景を、相手の軍の男たちが警戒しつつも物珍しげに観察していた。
しばし様子を見ていたジェドが、ただ一頭だけ、冷静をたもっているカルロへ手を触れて目を向ける。
ほんの少しの間、ジェドとカルロの視線が絡まった。
そんなに心配されるくらい頼りなかっただろうか。リズはそう思い、戸惑いながら答えた。
戦闘獣たちが身を引くように後ずさる。不思議がったコーマックたちが、まだ落ち着かない自分たちの相棒獣を「どうどう」とやった。
「いきなりどうしたんですか? 珍しいですね」
「いつも、そんなに過剰反応しないだろう。ん? 心配だった?」
「リズちゃんが不安そうだったから? ああ、多分緊張しているだけだよ」
心の中で意思疎通ができるが、珍しいことに出くわした獣騎士たちが、つい声を上げて相棒獣へ言った。
「ほら、こういう軍事の場ってのも慣れないだろうし」
「問題ないって。うんうん、怪我をする可能性もゼロだよ」
獣騎士のトナーが、はははと間延びした声を響かせる。魔力で繋がっての会話風景を、相手の軍の男たちが警戒しつつも物珍しげに観察していた。
しばし様子を見ていたジェドが、ただ一頭だけ、冷静をたもっているカルロへ手を触れて目を向ける。
ほんの少しの間、ジェドとカルロの視線が絡まった。