平凡な私の獣騎士団もふもふライフ2
だが一瞬後、カルロが小さく首を横に振って頭を持ち上げ直した。リズは彼がジェドに、別に、という言葉を答えたような仕草に感じた。
「な、なるほど。よく分かりました。戦闘獣たちも世話と教育の担当者である彼女を、団員の一人として、大事にされているみたいですな」
部隊長が、はははと引き攣り笑顔でジェドに言った。部下の男たちも、リズが立派な獣騎士団なのだと認識を強め、一旦おずおずと身を引いていった。
――それからほどなくして、合同演習が開始された。
開催時刻ぴったり、騎獣した獣騎士団と、騎馬した防衛部隊軍が並んで向かい合わせた。
その光景は、見ている側の気が引き締まるほどだった。両軍ともに友好的な笑顔ながらも、闘技場内には高まる闘気が漂っている。
リズは、審判役を努める騎馬隊の方まで後退し、そこで待機することとなった。
「それでは合同演習、始め!」
騎馬隊の男が号令を唱えた途端、西口と東口の監視塔から、両軍の軍旗がめいいっぱい振られた。
と思った直後には、獣騎士団と防衛部隊軍が動き出していた。
「な、なるほど。よく分かりました。戦闘獣たちも世話と教育の担当者である彼女を、団員の一人として、大事にされているみたいですな」
部隊長が、はははと引き攣り笑顔でジェドに言った。部下の男たちも、リズが立派な獣騎士団なのだと認識を強め、一旦おずおずと身を引いていった。
――それからほどなくして、合同演習が開始された。
開催時刻ぴったり、騎獣した獣騎士団と、騎馬した防衛部隊軍が並んで向かい合わせた。
その光景は、見ている側の気が引き締まるほどだった。両軍ともに友好的な笑顔ながらも、闘技場内には高まる闘気が漂っている。
リズは、審判役を努める騎馬隊の方まで後退し、そこで待機することとなった。
「それでは合同演習、始め!」
騎馬隊の男が号令を唱えた途端、西口と東口の監視塔から、両軍の軍旗がめいいっぱい振られた。
と思った直後には、獣騎士団と防衛部隊軍が動き出していた。