平凡な私の獣騎士団もふもふライフ2
地上を駆ける白い戦闘獣の、戦意溢れる怒涛の動きは美しい。彼らを動かし、木刀で相手の軍の男を落馬させる獣騎士たちもまた、一心同体のごとく闘技場内にその優美な存在感を知らしめているかのように感じた。
「変ね。戦闘なのに、それを〝優美〟や〝美しい〟と思うだなんて」
リズは、熱を覚えた胸元に手をあてたまま呟いた。
思えば、獣騎士たちの本格的な戦闘風景は初めてだ。訓練場での体慣らしも、いつもリズが幼獣たちの世話をしている間に行われているから。
――あ、また団長様が一組を落馬させたわ。
ふと目が引き寄せられる。みんなの雄姿を追っているつもりなのに、リズの目は再びジェドの存在を見つけ出していた。
こうやってジェドの騎獣による戦闘を見るなんて、これまでなかった。
カルロに騎獣した彼は、普段にはないくらいの真面目な横顔を見せていた。一心に集中された眼差しは、強く、凛々しく、そしてとても美しい。
どうしてか胸の奥が、トクトクと高鳴って目がそらせなくなる。
「とても、綺麗だわ……」
「変ね。戦闘なのに、それを〝優美〟や〝美しい〟と思うだなんて」
リズは、熱を覚えた胸元に手をあてたまま呟いた。
思えば、獣騎士たちの本格的な戦闘風景は初めてだ。訓練場での体慣らしも、いつもリズが幼獣たちの世話をしている間に行われているから。
――あ、また団長様が一組を落馬させたわ。
ふと目が引き寄せられる。みんなの雄姿を追っているつもりなのに、リズの目は再びジェドの存在を見つけ出していた。
こうやってジェドの騎獣による戦闘を見るなんて、これまでなかった。
カルロに騎獣した彼は、普段にはないくらいの真面目な横顔を見せていた。一心に集中された眼差しは、強く、凛々しく、そしてとても美しい。
どうしてか胸の奥が、トクトクと高鳴って目がそらせなくなる。
「とても、綺麗だわ……」