平凡な私の獣騎士団もふもふライフ2
「みんなパレードに夢中だ。心配いらないぞ。幼獣も、俺がしっかり抱っこしていれば、この距離くらい大丈夫だ」
「そうなんですか?」
「うむ。子供の間の、かなり稀なことらしいが、こいつは他の幼獣より好奇心が強くてな。幼獣の性格にもよるとジェドは言っていた」
信頼している人間がいれば、理解していちおうは人を襲わずに済む、ということなのかもしれない。
まるで教育中だった時のカルロみたいだ。白獣の女王に会いに行くため、散歩紐を繋いでグレインベルトの町を歩いたのを思い出す。
「この子、きっと立派な戦闘獣になるわね」
リズは感心して目を向ける。すると幼獣が、ニコラスの腕の中から、きゅるんっとした紫色の目でリズを見つめしてきた。
「みゃう!」
そうやんちゃそうな顔で鳴いた。その声は獣騎士団にいる幼獣より、やっぱりほんの少しお兄ちゃんぽかった。
二人で人垣の後ろを、ぱたぱたと小走りで進んだ。
それから二度、パレードを眺められるポイントで、ジェドたち獣騎士団の行進姿を眺めることができた。
「よし! 次に行くぞ! 今度は先回りだ!」
「どちらへ行かれるんですか?」
「そうなんですか?」
「うむ。子供の間の、かなり稀なことらしいが、こいつは他の幼獣より好奇心が強くてな。幼獣の性格にもよるとジェドは言っていた」
信頼している人間がいれば、理解していちおうは人を襲わずに済む、ということなのかもしれない。
まるで教育中だった時のカルロみたいだ。白獣の女王に会いに行くため、散歩紐を繋いでグレインベルトの町を歩いたのを思い出す。
「この子、きっと立派な戦闘獣になるわね」
リズは感心して目を向ける。すると幼獣が、ニコラスの腕の中から、きゅるんっとした紫色の目でリズを見つめしてきた。
「みゃう!」
そうやんちゃそうな顔で鳴いた。その声は獣騎士団にいる幼獣より、やっぱりほんの少しお兄ちゃんぽかった。
二人で人垣の後ろを、ぱたぱたと小走りで進んだ。
それから二度、パレードを眺められるポイントで、ジェドたち獣騎士団の行進姿を眺めることができた。
「よし! 次に行くぞ! 今度は先回りだ!」
「どちらへ行かれるんですか?」